「氷雪記」第二部の主な登場人物

⇐　第一部（序章～第九章）

◆第二部の主な登場人物◆

雪姫【ゆきひ】

風見ヶ丘の村娘。

薄いながらも氷姫と同じ血を引いている。

この物語の主人公。

幼夢【ようむ】

緋那ひなの皇女。明るく活発な性格で、舞が得意。

雪姫と一緒に氷姫を捜すことに。

佳月【かげつ】

幼夢の相棒で、笛の名人。

幼夢と同じく、雪姫と一緒に氷姫を捜すことに。

疾風【はやて】

若草の皇子。

雪姫と別れた日、重傷を負うが……

草助【そうすけ】

浪人のような態なりをしているが、れっきとした忍び。

緑助ろくすけに山吹を任されている。

清晏【せいあん】

霜白そうはくの学者。

氷姫について独自に調査を進めている。

早智乃【さちの】

水澄みすみの皇女。

幼夢に対して競争心を燃やしている。

粋【すい】

水澄の若き学者。

早智乃とは二歳差の乳姉弟ちきょうだい。

氷室【ひむろ】

霜白そうはくの次期皇位継承問題の渦中にある人物。

氷姫捜しに全力を尽くしている。

（緑助【ろくすけ】……老年の現役武官。疾風に武術を教えている）
霞【かすみ】……山吹に住む少女。疾風に好意を持つ

椎奈【しいな】……山吹に住む少年。霞の幼なじみ

一葉【かずは】……霜白の次期皇位継承問題で氷室と争っている。過激派の長おさ

※若草わかくさ……緑豊かな国。雪姫の出身国

※風見かざみヶ丘おか……若草が治める領地。雪姫の住んでいる村

※山吹やまぶき……若草が治める領地。実は忍びの一族が住まう村

※緋那ひな……若草の西隣にある国。芸術が盛ん。幼夢と佳月の出身国

※水澄みすみ……若草の隣国で、北東側に位置している。学問が盛ん

※霜白そうはく……若草からずっと北の方角に位置する国

⇒　「氷雪記」第二部（第十章～第十九章）