「氷雪記」第一部の主な登場人物

◆第一部の主な登場人物◆

雪姫【ゆきひ】

風見ヶ丘に住む村娘で、この物語の主人公。

薄いながらも氷姫と同じ血を引いている。

疾風【はやて】

若草の皇子。

訳あって離宮に追いやられている。

“札収ふだおさめ”にやってきた雪姫と出会い、友達になる。

緑助【ろくすけ】

老年ではあるが、未いまだ現役の武官。

疾風に武術を教えている。

藤太【とうた】

緑助に仕えている忍びの青年。

幼夢【ようむ】

緋那ひなの皇女。

明るく活発な性格で、舞が得意。

佳月と旅をしている。

佳月【かげつ】

幼夢の相棒で、一緒に旅をしている。

笛の名人。

白峰【しらみね】……雪姫の父

咲雪【さゆき】……雪姫の母

椿【つばき】……雪姫の友達

紫苑【しおん】……雪姫の友達

菊花【きくか】……雪姫の家の近所に住む姉貴分的な存在

※若草わかくさ……緑豊かな国
※風見かざみヶ丘おか……若草が治める領地。雪姫が住んでいる村

※札収ふだおさめ……成人の儀式。地方の風習

※緋那ひな……若草の隣国。西隣にある国。芸術が盛ん
※霜白そうはく……北国。若草からずっと北の方角にある国

⇒　「氷雪記」第一部（序章～第九章）